ソフトメタリック塗料とは?Metalico Softを選ぶべきタイミング
ソフトメタリック塗料とは?Metalico Softを選ぶべき場面を、Metalicoとの違い、塗布量、乾燥時間、塗り方、選び方のポイントとあわせて解説します。

結論から言うと:ソフトメタリック塗料とは、パール顔料の配合によって、目に優しく真珠のようにほのかに輝くメタリック調を壁にもたらす内装用の装飾塗料です。Silkcoatのこのカテゴリーの製品がMetalico Softで、広い面積を少ない塗料量で仕上げたいとき、すぐに使える製品で作業したいとき、拭き取り可能な仕上がりを求めるときに選ばれます。silkcoat.comの技術データによると、Metalico Softはリットルあたり10-16 m²を塗装でき、従来のMetalicoはリットルあたり6-8 m²です。
ソフトメタリック塗料とは?
ソフトメタリック塗料とは、純アクリル系バインダーにパール顔料を加えることで光をやわらかく反射し、鏡のようなギラつきではなく真珠のような上品なメタリックの輝きを壁に与える水性の内装用装飾塗料です。Silkcoatはエフェクト塗料のページで、Metalico Softを「純アクリルエマルション系バインダーをベースにしたパール顔料配合の、真珠のような上品さを持つ内装用装飾塗料」と紹介しています。Metalico Softはローラーまたは刷毛で塗布し、塗料が完全に乾く前に専用のエフェクトツールで模様をつけます。
silkcoat.comの製品ページによると、Metalico Softの主な特長は次のとおりです。
- パール顔料配合:純アクリルエマルション系バインダーとパール顔料の組み合わせにより、真珠のような光沢感が得られます。
- 多彩な模様表現:タンポ、刷毛、スパチュラ、セーム革などでさまざまな模様をつけられます。
- 高い隠ぺい力と拭き取り性:製品ページではこれらの特長が強調されています。
- 水性タイプ:Silkcoatによれば、人の健康や環境に害を与えません。
Metalico Softはパール塗料ファミリーの一員です。パール塗料が光によってどう表情を変えるかはパール塗料についての記事で、メタリックやパールといった用語の意味はエフェクト塗料用語集で解説しています。
Metalico SoftとMetalicoの違いは?
silkcoat.comの技術データによると、Metalico SoftとMetalicoの主な違いは塗布量です。Metalico Softはリットルあたり10-16 m²(180-250 g/m²)、Metalicoはリットルあたり6-8 m²(250-350 g/m²)を塗装できます。どちらも純アクリル系、パール顔料配合の水性内装塗料で、乾燥時間、施工温度、荷姿、保管条件は共通です。
Metalico Softの製品ページには、すぐに使えるタイプで、施工前に5%の水で希釈すると記載されています。一方、Metalicoのページでは、求める模様に応じて最大10%まで水で薄められ、一度に10-20 m²程度の範囲に塗布してすぐにエフェクトをつけると説明されています。silkcoat.comにはMetalico専用のカラーチャートページがありますが、Metalico Softのページには製品専用の色見本情報はなく、共通のカラーチャートへのリンクのみが掲載されています。
| 比較項目 | Metalico Soft | Metalico |
|---|---|---|
| バインダー | 純アクリルエマルション | 純アクリル |
| 塗布量 | 10-16 m²/L(180-250 g/m²) | 6-8 m²/L(250-350 g/m²) |
| 比重 | 1.12 ± 0.02 g/ml | 1.04 ± 0.02 g/ml |
| 希釈 | そのまま使用可、施工時に5%の水 | 模様に応じて最大10%の水 |
| 塗り回数 | 2回塗り | 2回塗り、塗り重ね間隔は最低2時間 |
| 主な特長 | 高い隠ぺい力、拭き取り性 | 多彩な模様表現、専用カラーチャート |
| 荷姿 | 10 kgおよび3 kgのプラスチック缶 | 10 kgおよび3 kgのプラスチック缶 |
この表から、Metalico Softは少ない材料でより広い面積をカバーできる製品、Metalicoは希釈率によって模様を細かく調整しやすい製品だといえます。
Metalico Softの技術仕様は?
Metalico Softは15-20分で指触乾燥、1時間で半硬化乾燥(ほこりが付着しない状態)、24時間で完全乾燥し、リットルあたり10-16 m²を塗装できます。silkcoat.comの製品ページに掲載されている技術データは次のとおりです。
| 項目 | Metalico Soft |
|---|---|
| 組成 | 純アクリルエマルション系バインダー、パール顔料配合、水性 |
| 比重 | 1.12 ± 0.02 g/ml |
| 塗布量 | 10-16 m²/L(180-250 g/m²) |
| 希釈 | そのまま使用可。施工手順では5%の水で希釈 |
| 乾燥時間 | 指触乾燥15-20分、半硬化乾燥1時間、完全乾燥24時間 |
| 施工温度 | 周囲温度・下地温度ともに+5 °C~+35 °C |
| 荷姿 | 10 kgおよび3 kgのプラスチック缶 |
| 保管 | 直射日光の当たらない涼しく清潔で乾燥した場所で、未開封なら最低2年 |
180-250 g/m²という塗布量は、10 kg缶のMetalico Softで単層あたり約40-55 m²を塗れることを意味します。重ね塗りが前提のため、同じ缶で仕上げられる壁面は約20-27 m²です。同じ計算でMetalicoの250-350 g/m²は、10 kgで単層あたり約28-40 m²となります。実際の使用量は下地の吸い込みや模様によって変わります。
Metalico Softの塗り方は?
Metalico Softは、下塗り済みの平滑な下地に5%の水で希釈し、ローラーまたは刷毛で下塗り・上塗りの重ね塗りをします。模様は塗料が完全に乾く前に、タンポ、刷毛、スパチュラ、セーム革でつけます。Silkcoatの製品ページに記載された施工手順は次のとおりです。
- 下地を清掃する:ほこり、汚れ、油分を取り除き、浮いている部分や旧塗膜は軽く研磨します。
- 不陸を補修する:ひび割れや凹凸はSilkcoat内装用Akrilik Macunで補修します。
- プライマーを塗る:石膏プラスターにはSilkcoat İzolac、古い・汚れた・合成樹脂塗料の塗られた面にはUniversal Astar、パテ処理した面にはSilkcoat Macun Astarıを使用します。
- 塗料をかき混ぜる:Metalico Softは使用前に均一になるまでよく撹拌します。
- 希釈する:製品を5%の水で希釈します。
- 重ね塗りする:まずローラーまたは刷毛で下塗りし、乾燥後に上塗りします。
- 模様をつける:塗料が完全に乾く前に、タンポ、刷毛、スパチュラ、セーム革などの専用エフェクトツールで模様をつけます。
- 道具を洗う:使用した道具はすぐに水で洗浄します。
Metalico Softの模様の仕上がりを最も左右するのはタイミングです。Silkcoatの手順では、模様は塗料が完全に乾く前につけることになっており、Metalico Softは15-20分で指触乾燥します。そのため、エフェクトツールで作業する範囲は、この時間内に仕上げられる広さに抑えましょう。施工中から乾燥までの間、周囲温度と下地温度は+5 °C~+35 °Cの範囲を保つ必要があります。タンポやセーム革はやわらかな雲のようなグラデーションを、スパチュラはよりはっきりとした跡を残します。大きな壁に取りかかる前に、小さな試し塗りでツールを確かめるのがおすすめです。
Metalico Softはどこに使える?
Metalico Softは内装専用で、コンクリート、石膏プラスター、セメントモルタル、セメントボード、ガラスクロス、塗装可能な壁紙、下地処理済みの既存塗装面に使用します。外壁には推奨されません。やわらかなメタリックの輝きと拭き取れる表面は、特に次のような空間で活きてきます。
- リビング・居間:広い壁面でも目が疲れず、光を受けてほのかに表情を変える背景に。
- ホテルのロビー・受付:広い面積でも塗布量が少なく、材料を抑えられるアクセントウォールに。
- 廊下・玄関:拭き取り可能な表面なので、手が触れやすい壁のメンテナンスが楽になります。
- 店舗・ショールーム:商品を引き立てる、落ち着きがありながら艶やかな背景に。
Metalico Softの適用範囲ははっきりしています。silkcoat.comに記載された用途は内装面のみのため、バルコニーの外壁や外装など、風雨にさらされる面には使用しないでください。
ソフトメタリック塗料Metalico Softはどんなときに選ぶ?
Metalico Softは、広い面積を少ない塗料で仕上げたいとき、すぐに使える製品で作業したいとき、拭き取り可能でやわらかな光沢の壁にしたいときに選ばれます。一方、従来のMetalicoは、希釈率で模様を調整したいときや専用カラーチャートから色を選びたいときに向いています。選ぶ際は次のケースを参考にしてください。
| ケース | おすすめ製品 | 理由(silkcoat.comのデータに基づく) |
|---|---|---|
| 広いリビング、ロビー、廊下 | Metalico Soft | リットルあたり10-16 m²で塗料の消費が少ない |
| 手が触れやすい壁 | Metalico Soft | 製品ページで高い拭き取り性が強調されている |
| 模様の濃淡を調整したい | Metalico | 模様に応じて最大10%まで希釈できる |
| カラーチャートから色を選びたい | Metalico | 専用のカラーチャートページがある |
どちらの製品を選ぶにしても、エフェクト塗料の見え方は画面上では正確に再現できないため、最終的には実物のサンプルで判断するのが最も確実です。製品ページへはMetalico SoftとMetalicoのリンクから、真珠のような質感のほかの選択肢はPearlとPearlyの比較記事から、全製品はエフェクト塗料のページからご覧いただけます。
まとめ
- ソフトメタリック塗料は、パール顔料により真珠のような上品さと目に優しいメタリックの輝きを壁に与える内装用装飾塗料です。
- silkcoat.comの技術データでは、Metalico Softはリットルあたり10-16 m²、Metalicoはリットルあたり6-8 m²を塗装でき、乾燥時間と荷姿は共通です。
- Metalico Softは5%の水で希釈し、ローラーまたは刷毛で重ね塗りして、塗料が完全に乾く前に模様をつけます。
- 広い面積・少ない塗布量・拭き取り性を重視するならMetalico Soft、模様の調整やカラーチャートからの色選びを重視するならMetalicoが適しています。サンプルや色についてのご相談はお気軽にお問い合わせください。
silkcoat.comの技術データによると、Metalico Softはリットルあたり10-16 m²を塗装でき、平方メートルあたり180-250 gの使用量に相当します。実際の使用量は下地の吸い込みや模様によって変わります。
Metalico Softは重ね塗りで仕上げます。まずローラーまたは刷毛で下塗りし、乾燥後に上塗りを行い、塗料が完全に乾く前にエフェクトツールで模様をつけます。
Metalico Softはそのまま使えるタイプの製品です。Silkcoatの施工手順では、使用前に5%の水で希釈するとされています。
いいえ。Metalico Softは内装専用で、コンクリート、石膏プラスター、セメントモルタル、セメントボード、ガラスクロス、塗装可能な壁紙などの室内の下地に使用します。






